一般的に、多くの本やサイトでは老後までに住宅ローンは繰り上げ返済すべきと書かれています。
実際にそうだろう。
では、どんなペースで住宅ローンを繰り上げ返済すべきなのか?という問題だ。
お金ができたら住宅ローンを繰り上げ返済するという方もいれば、ボーナスで住宅ローンの繰り上げ返済をし続けるという方もいます。
それらは人それぞれでしょう。
住宅ローン繰り上げ返済時の留意点
①住宅ローン減税との兼ね合い
②住宅ローンが変動金利か固定金利かどうか?変動金利の場合は今後の金利上昇の可能性について
③相続、生前贈与でのお金が入金されるタイミング
私は上の3つを考えて住宅ローン繰り上げ返済をすべきだと考えています。
住宅ローン減税
これは利用すべきです。これにより税金が減ります。言い換えると住宅ローン減税があるうちは無理して繰り上げ返済しなくてもいい。余剰資金として繰り上げ返済可能なお金は運用すべきです。
相続、生前贈与
こちらの相続の時期はハッキリ言ってわかりません。だから、相続である程度の金額が入金されるということを考えて、老後資金で貯めるのか?繰り上げ返済をすべきか?を判断するといいでしょう。
住宅ローンが変動金利の場合
住宅ローンが変動金利の場合は今後金利が上昇しそうな場合は繰り上げ返済を考えるタイミングです。そして、株式運用、資産運用をしている場合にですが、住宅ローン変動金利+5%以上で運用できているうちは運用を優先しておくべきだと考えています。
株式運用、資産運用がうまくいかない場合は繰り上げ返済をするということです。その方が効率がいいと私は考えています。
その考えからいうと、資産運用がうまくいってお金が増えたから住宅ローンを繰り上げ返済をするというのはあり得ないのです。資産運用がうまくいかないから住宅ローンを繰り上げ返済するということなのです。
実際の話は上の何も考えていなくて、繰り上げ返済をしました。その結果、資産形成にひずみが出たように思います。
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